車離れが昔と比べて増えていますね。
私も生活環境が変化した事により車を売却してしまいました。
車を購入した当時の振り返り、売却した経緯と体験談など深堀していきます。
初めて買った車は軽自動車の中古車
免許を取り初めて購入した車は中古車でした。
20万円くらいで当初購入しました。
車種はススギのラパン。車の年式は古い型だったと思います。
社会人なりたてで、ローンもおそらく通るのが難しく車に回せる資金が無いため安い中古車を購入しました。
このラパンなのですが、燃費が気になりました。
年式が古い為、ガソリン代も1㍑辺り9〜14㌔くらいしか走らなかった記憶です。
この頃は毎月ばらつきがありますが、走行距離が800㌔〜1000㌔くらいは走りますのでガソリン代は平均して14000円〜20000円くらい掛かっていたと思います。
(通勤往復20㌔と仮定。勿論休日も走行する。)
休日のお出かけで100㌔の往復は当たり前でしたし、遠出するたびに毎回5000円くらい給油してた頃が懐かしです。
そして壊れる寸前はオイル漏れがありオイル交換も頻度が高かった覚えがあります。
最終的にオイル漏れでエンジンが焼き付いてしまい、修理は高額になるので、買い替えとなりました。
ラパンは廃車です。ありがとうラパン。頑張ったラパン。
新車を購入
購入したのはススギの軽自動車。ハスラーです。
燃費が比較的良い、デザインが好みな点、内装の好みや人気の車種なのでこれから値崩れが比較的変化が少ないと思い購入。
型式やオプションはツートンカラー、ターボエンジン、ブラックインテリアパネル付きと当時では一番グレードがいい物を購入。
ローンは7年で組んでます。(総額約170万円)
もともと前から欲しい車種でした。この頃は普段から車乗るので新車だと燃費がよく、故障の原因も少ない、生活に必需品な為多少お金をかけても問題ないとの判断で購入に繋がりました。
1㍑15〜28㌔走ります。高速はめちゃくちゃ燃費良かったです。ターボですし発進もスムーズで比較的静かに走れており満足してます。
ガソリン代の高騰もあり燃費が良いのは助かりました。
燃費がよくガソリン代が安くなるためトータルの維持費が安くなりました。長距離走るときや旅行に行く時はお財布に優しいのでとても助かりました。
オイル交換も今まで3000キロに一度していましたが5000キロに一度になりました。
毎日車に乗るのでしたら、燃費重視の車お勧めです。
環境が変わり車を売却
都会に引っ越し、移動手段が車が無くても生活出来るので車を売却しました。
賃貸はなるべく駅に近く家賃払っても生活に支障のないくらいの物件を探しました。
都会の道は混んでいて燃費の良い車でも平均燃費より凄い落ちるのです。(田舎に比べて都会の町中は燃費を気にしてないのか燃費の悪い車両が多いです。実際町中で高級車やスポーツカーもよく見かけます。あまり普段から車移動が無いのでほんとに乗りたい車に乗る人が多いのでしょう)
車を売却したもう一つの理由は駐車場の月極料金が高額なこと。今まで4000円くらいで収まっていた月極駐車場ですが、都会に引っ越し15000円くらいとかなり高額になりました。
ローンも残っており、今までよりも維持費がかかる、仕事も変わり収入が大幅に減る、車無くても生活が可能。これらを考慮して車を売却しました。
ハスラーは2年と半年くらい乗りました。車検が来る前に売却しました。ローン残高は80万円くらい残ってました。
新車からの走行距離は約5万キロくらいでした。
いくらで売れるかな〜?と思い査定に出してみると70万円くらいで買い取り出来るとのこと。
ほぼローン代相殺ですね。
車は減価償却で価値が基本的には下がっていきます。走行距離がもっと少なければローン代+手元にお金が戻っていたかもしれないですね。
今の人気の軽自動車が高額で取引されるのが納得です。
任意保険について
車を所持している方ならご存知だと思いますが、任意保険は掛けているオプション、等級によって変わります。
社会人なりたての頃は等級が低いので月額にして約15000円程かかりました。
新車売却の頃は月額にして約8000円くらいでしたね。
新車購入出来たのも保険料が安くなった要因がありました。
自動ブレーキなどの安全装置がつくと保険料が若干安くなったりします。
車売却をしたら保険料も不要なので年間にして10万円程のお金が浮きました。
車のない生活
トータルで月の支払いが4万〜5万無くなった計算になります。(車検や整備費も考慮して)一年に車にかかるとローン代を含め維持費は約50万〜60万程になりますね。これが浮きますの生活が余裕が出来ます。
移動手段は徒歩、自転車、電車になりましたが、少し不便ですね。
買い物に行く際は大量に商品が買えないので気軽には行こうと思えなくなったり、雨の日の外出は控えるようになりたした。不便だと感じる事はありますが、慣れですね。(結果お財布に優しいのですが)
これはレンタカーを借りたら解決します。
幸いにも徒歩5分以内にレンタカーを借りれる店舗がありました。月に何度も使えば車を売却した意味が本末転倒になりますが、上手に活用したいと思います。
車が無いことで必然的に歩くようになります。健康的です。普段運動をしないのでとても良い習慣になりました。
車にお金をかける事・車離れ
車は減価償却で基本的には価値が下がっていきます。
車種によっては査定額があまり良くなかったり、査定のタイミング次第では大きく損をする事も考えられます。
トータルで維持費を減らすのであれば燃費のいい車を乗り潰すのが一番いいかと思います。
(ほんとは好きな車に乗るのが一番たのしいと思います)
ですが、最近の車は車両価格が高い。値崩れはしにくいかもしれませんが最初に車を所持する際のハードルが高すぎると思います。
何故なら、車を運転する際に必要な免許取得(現在で30万程)、任意保険(最初は1万円以上かかることも)、自動車税と車検(車種によってとても高額)、車両本体、高額になりつつあるガソリン代、駐車場代金…
お金がいくらあっても足りません。都会の人は必然的に公共交通機関を使うのも納得です。トータルで見たら公共交通機関のほうが安いですもの。
自動車税も年々高くなってます。そもそも排気量や年式で課税の仕方が異なるシステムは未だに理解出来ません。
高速道路も車種によって金額が異なる、ほぼずっと有料なのも納得いかないですね。元々高速道路は工事費用が支払いが終われば無料になるはずでしたが半永久的に有料のままなんですよね。
(とはいっても無料なれば道が込みそうで新たな問題が発生しそうですが…)
税も二重課税で最近は話題になりましたね。(税金に税金をかけるのは如何に…一般財源化を許してはならない)
これだけ維持費や税金が高額だと車の購入が退けるのも一つの要因では無いでしょう。
日本の年収はほぼ30年間上っていないのも原因と言われています。
その一つにガソリン価格高騰。一見本体価格が高騰してますが、日本の平均所得が低すぎて値上げに敏感になってる感が歪めないのです。
年収が上がらないのに物価だけ(車両価格と税金など)上昇すれば必然的に車離れが起きるのは当然です。
田舎と都会・車は生活必需品
車を手放して思ったのは田舎は車が無いと不便すぎて困るという事。そして年間負担額。田舎と都会の格差です。
田舎の公共交通機関で電車やバスは酷いところだと1時間に1本しか通らない…なんて事もあります。車が無いと生活が厳しいです。
次に通勤手当が出る会社のお話です。
通勤に毎日使うが、ガソリン代は会社から手当が支給されても全額出ないことが多いです。
それに比べて都会の通勤時の電車通勤は往復代(定期含む)で全額会社から手当が出ることが多いです。
そして車は運転するのにプラスでメンテナンス費用がかかります。長距離通勤になるほど車のメンテナンス費用が掛かります。
給料からさらに維持費が掛かるのはとてもマイナスイメージです。
通勤時間のお話です。
雪が降ればその分出社、帰宅するときも時間を所要します。雪かきに15分以上、道路状況が悪いので通勤時間がさらに掛かるということはよくあります。
車通勤は車のメンテナンス時間や費用、出社から帰宅するまでの作業時間(雪かき等)お金も時間も浪費してしまうのです。これは凄く問題視すべきだと実感します。
都会は移動手段として車は生活必需品です。
就職にも田舎は運転免許証必須や自動車通勤必須も多いです。
車が所持できず仕事の幅が狭まるのは本末転倒になりかねません。
求人票車で車必須なら、せめて通勤費は全額会社負担すべきです。(会社命令ですので。)
今出来ることといえば、税金を下げる、自動車に関する手当を支給する、公共交通機関を充実させる…
車を持つハードルが高いため沢山の人が都会に集中する、田舎の高齢化が加速するのも時間の問題だと思ってます。
生まれ故郷で若い人が活躍する環境を整えるなら県や市はこの問題をどう思うか今一度考えて欲しいです。
個人事業主最強?
実は比較的維持費を考えずに車を所有することも出来ないことも無いと思ってます。
それは個人事業主、尚且つ仕事で車移動ができる方。
車を社用車扱いにしてしまう事です。これなら税金対策にもなります。(税務署に認められるかは分からないですが)
テレワークの環境がある方も維持費を安く抑えれるかもしれないです。
土地代の安い家に住んで駐車場の料金を抑える。テレワークなら実際可能です。
レンタカーを借りたお話
久々に車を借りた時がありました。
軽自動車を借りたのですが、やはりターボ車はとても快適だったと実感しています。
今まで乗ったことのある軽自動車はスペーシア、ワゴンR、ミラなど。すべてターボ無しです。
ターボ無しはとにかく高速道路と登坂車線がかなりきつい。速度が出ないので必然的に安全運転になるのですが、それでも馬力と速度出して欲しい場面は出てきます。
新車で購入したハスラーのターボは快適だったけど軽自動車なのにこんなにも差が出るのかと実感出来ました。
普通車を借りるか安く借りれる軽自動車を借りるかはレンタカーも考えものです。つぎ車を購入する時は軽自動車ならターボ付きを買うと決めました。
もし新車購入するならレンタカーで試し乗りするのもありです。
最後に
次車を購入する条件は車が必要性があるのか?年収に見合ってるのか?しっかり見定めて買おうと思います。
とはいえ車の運転も楽しいです。実際様々な経験、体験が出来たのも事実です。車があるからこそ出来たことも多かったのでやはり購入できるなら購入して有効活用したいですね。