ずっと欲しかった「G915 X LIGHTSPEED 」を購入!
約3ヶ月使用して実際の使い心地を書きます!

G915 X のラインナップ
G915 X は現在3種類のラインナップがあります。
それぞれ大きな違いは、有線か、テンキーの有無、各色の軸の種類が大きく違います。
・有線接続専用の「G915 X」です。

キーボードの軸は「タクタイル、リニア」の二種類。色もブラックのみ。
・無線、テンキーがある「G915 X LIGHTSPEED」

ホワイトは軸が「タクタイル」
ブラックは「タクタイル、リニア、クリッキー」と3種類の軸が選べます。
・無線、テンキーが無い「G915 X LIGHTSPEED TKL」です。

ホワイトは現在軸が「タクタイル」のみ。
ブラックを選択すると「タクタイル、リニア」が選択出来ます。
また、自由にキーが割当できるボタンもあります。(後で解説する。)
比較した表です。
G915 X | G915 X LIGHTSPEED | G915 X LIGHTSPEED TKL | |
接続方式 | 有線 | LIGHTSPEEDワイヤレス・Bluetooth・有線 | LIGHTSPEEDワイヤレス・Bluetooth・有線 |
軸(黒) | タクタイル・リニア | タクタイル・リニア | タクタイル・リニア・クリッキー |
軸(白) | 発売無し | タクタイル | タクタイル |
その他 | フルキーボード | フルキーボード | テンキー無し |
価格(公式サイトより) | ¥29,700(税込) | ¥35,970(税込) | ¥34,870(税込) |
型番 | ホワイト 日本語 タクタイル : G915WLX-TKL-TCWH ブラック 日本語 タクタイル : G915WLX-TKL-TCBK ブラック 日本語 リニア : G915WLX-TKL-LNBK | ホワイト 日本語 タクタイル : G915WLX-TCWH ブラック 日本語 タクタイル : G915WLX-TCBK ブラック 日本語 リニア : G915WLX-LNBK ブラック 日本語 クリッキー : G915WLX-CKBK | ブラック 日本語 タクタイル : G915X-TCBK ブラック 日本語 リニア : G915X-LNBK |
価格差は有線タイプのみの「G915X」は5000円ほど安いですね。
無線接続で比べると、テンキー無しとありでは「G915 X LIGHTSPEED TKL」は1000円程しか変わっていないです。
私は去年ヨドバシカメラで購入しました。発売時期がほぼ発売開始した時期と近かったですが「28776円」とお得に購入できました。タイミングによってはかなりお得に購入可能です。

いざ開封!
無線タイプを購入すると、「LIGHTSPEED」と書かれています。お間違いないように。
開けていきましょうか。

梱包されています。開封。

無線で接続する際の「USBレシーバー」と充電と通信が可能な「USBケーブル」、「取説」と「保証書」が出てきました。

並べてみました。
USBケーブルは「micro USB Type-C」です。布ケーブルじゃないのがちょっと残念ポイント。

レシーバと延長するための機器です。延長する機器ですが、これ最初なんのために使うのかな?と思ったらケーブルで延長してキーボードの接続を安定させる為に使うのですね。無くても問題なく動作しました。

もちろんこちらもType-Cに対応していました。

レシーバを使用しないときは収納可能です。

キーボード本体です。とてもかっこいい。

背面です。ゴムは外側に4点と角度調整をするところに2点ついていました。

ゲーミングなので光りますが・・・
もちろん光ります。
輝度一番明るい状態です。

輝度ボタン5回押して一番低い状態です。


キーボードだけで輝度変更できますし、輝度変更ボタンを押下しながら数字キーを押下すると配色パターンも簡単に変更可能でした。
専用のソフトを使えば配色パターンが細かく設定できます。

私は光らなくても問題ないのでライトオフにして使っています。
ライトオフ時はなんと800時間(公式)ほど充電無しで使えてしまいます。噂では1000時間使えるとか?
ライト輝度50%でも最大100時間持つらしい。
正直光らせなくても問題ないのでこの電池持ちの良さは最高です。
実際購入後に一度満充電してから3ヶ月経ちますが、ライトオフにしており一度も充電していません。
無線接続の一番の悩みが電池交換や充電の面倒さなのですが、この電池持ちの良さならストレス無く使えます。
フルキーボードだけ〇〇がある
なぜフルキーボードを購入したのかというと、好きに割当できるキーとボタンがフルキーボードだけあります。
「G1」から「G9」のキーとボタンがあります。


専用ソフトを使ってキーマッピングが可能になります。

フルキーボードを購入した理由はこの機能を使いたかったのもあります。マクロも割当できるので重宝すると思います。
G913との使い心地を比較
G913との比較です。
上がG915 Xで下がG913 TKL。

まず、違いとして印字の方法が変わっています。
G915 X は「デュアルショットPBT」が採用されており、G913 で「印字が剥げやすい」というマイナスポイントが改善されました。また、G915 Xでは他のキーキャップと交換出来る用になりました。
キーの大きなですが、G915 XのほうがCtrlキーが小さくなったり、スペースキーが大きくなっていますね。

Ctrlキーが小さくなったのは改悪です。最近のキーボードはスペースキーを大きくする風潮があるみたいです。
キーも安定性が増しました。
右シフトキーを取ってみました。構造違う所もあるのですね。
下はG915 X です。

G913 です。

キーのグラつきがG915 X では安定しています。
分かりやすいのがキーボードを振るとG913では「シャカシャカ」と音がなります。二本爪でキーが付いてるからですね。
押し心地はG915 X のキーが良いですね。「スコン」と真下に押した感じがより一層しました。
G915 X の押圧ですがリニア: 43g タクタイル: 45g G913では50gになっています。
押圧が軽くなって長時間の使用では疲れにくくなりました。
ただ押圧が変わったのか静音性を比べるとG915 X は音が大きいですね。
同じ軸で比べたのですが、G915 X は「スコン」と音が響くのに対し、 G913では「トン」といった音の感じでしょうか。実機を触る機会があれば比べてほしいです。
アクチュエーションポイントがG913 は「1.5mm」からG915 Xでは「1.3mm」へと低くなっているみたいです。応対速度が早くなりましたね。
キーストロークですが、 G913が2.7mm、G915 Xが3.2mmと深くなっていますね。0.5mmの差はけっこう大きいです。
押し込んだ感じがより一層しますが、連打を要求するゲームや音ゲーはストロークが浅いほうが良い気がしますので、一長一短ってところでしょうか。ストロークが深くなっている分打鍵音もうるさくなった要因な気もします。
また本体ですが、左がG915 Xで右がG913。薄さはあまり変わらない気がします。ここはG913と違和感ないと思います、

やはり大きな進化はmicro USB Type-Cに変更された事です。
購入の決め手となりました。今の接続する機器は殆どType-Cに対応していますものね。使うケーブルは統一させたほうが便利です。
Type-Cするのに中の構造もガラッと変えないと作れないみたいなので設計かなり見直したと考えられます。

G915 X タクタイル | G915 X リニア | G915 X クリッキー | G913 | |
押下圧 | 45g | 43g | 45g | 50g |
アクチュエーションポイント | 1.3mm | 1.3mm | 1.3mm | 1.5mm |
キーストローク | 3.2mm | 3.2mm | 3.2mm | 2.7mm |
バッテリー | LED消灯時で最大800時間(公式サイトより) | LED消灯時で最大800時間(公式サイトより) | LED消灯時で最大800時間(公式サイトより) | 40時間(輝度100% 公式サイトより) LED消灯時で1100時間~1200時間(他のサイト参考) |
角度
角度調整は4度と8度にも変更可能でした。

もちろん滑り止めもついていました。重量があるので滑り止めも効果も発揮しキーボードが動く心配は無いです。


便利機能
キーボードの右上にある「音量ローラ」、音楽など「スキップ、一時停止、再生」など可能になるボタンがあるのが地味に便利でした。
音量変更って地味にボタンクリックして変えるの面倒に感じますよね。それが物理で操作出来るのは使いやすいです。ただローラをこんなに大きくする必要あるのかな?とは思いますが‥

ゲームなどでキーの誤作動を防止可能にするゲームモードも搭載しています。ワンタッチでWindowsキーが無効化に可能です。地味に便利です。

本機は接続方式が「LIGHTSPEEDワイヤレス」と「Bluetooth」、「有線接続」が可能です。
無線接続が2通りもあり、簡単に切り替えれます。切替速度もとても早かったです。
私はメインPCはLIGHTSPEEDワイヤレスで接続、仕事用のPCはBluetoothで接続と使い分けています。キーボードって複数置くの場所取るので切り替えが簡単に出来るのは素晴らしいです。これだけで購入価値あります。
また本体に設定を保存できるので、「G1」から「G9」に割り当てたショートカットも無線接続切り替えてもそのまま使用可能でした。これは素晴らしいです。(Windowsでしか試してないのですが・・・)
有線接続は使う場面があるとしたら、他のGシリーズの機器と接続を行うときの再設定や無線接続が使えないタイミングがある時くらいでしょうか。応対速度、通信の安定性が優秀なのでよっぽどの理由がない限り無線接続で足ります。
ラピットトリガー対応してない
G915 Xは今流行りのラピットトリガーに対応していないんですよね。
どうしても本製品と似ているものでラピットトリガー対応のキーボードがほしいのであれば「PRO X PAPID」がおすすめです。
ただ残念な点は無線接続に対応していないのですね。無線接続に対応していればG915 X より良い製品になるかもしれないです。

ラピットトリガーはぶっちゃけどんなゲームをするかによって必要なのか変わってくるので差別化する意味では搭載していない製品は残っても良いと思います。
少なくとも私は今のところラピットトリガーで使いたいゲームがないので困らないですね。
総合的にG915 X は?
使用感は素晴らしいです。なにより電池持ちの良さ、無線接続の切り替え機能が滅茶苦茶重宝します。
ただしキーボードとして値段は高級な部類に入ります。定価3万円超えますもんね。
キースイッチが簡単に交換できたらもっと良かったなとは思います。3万円のキーボードならありそうですよね。
今流行りのラピットトリガー搭載キーボードも同価格帯の製品もたくさんあるのでやはり強気の値段だと感じます。
G913の時になかなか購入に踏み出せなかったのはこの値段ですね。G913も同じくらいの値段しますからね。
総合的にお金の余裕がある方、どうしても本製品が気になって夜が眠れない方にはおすすめです。
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