数十年ぶりのテレビ買い替え。
最新のREGZA TV『43Z670R』を思い切って購入してみました。
高機能すぎて正直使いこなせるか不安でしたが、2ヶ月間じっくり使ってみて分かったメリット・デメリットを徹底レビューします。
届いた!開封と組み立ては大変だったけど…
今回購入したのは43インチの「43Z670R」。

組み立てました。

大きいですね。重量は約15Kg。
一人でギリギリ組み立て出来るかと思いますが、二人で組み立てをおすすめします。
寸法です。(公式サイトから)
画面寸法 | 幅 94.1cm,高さ 52.9cm,対角 108.0cm |
外形寸法(スタンド付き) | 幅 96.2cm,高さ (低)58.9cm/(高)61.9cm,奥行 26.5cm |
購入の決めては4K144Hz、そして低遅延。
このテレビの普段使いはPCモニターとして使用しようと思っていました。
PCモニターなのでリフレッシュレートは120Hz出力は欲しいところ。
なんと144Hzのリフレッシュレートに対応しています。しかも解像度は4K。
実際に試してみます。
Windowの設定画面からディスプレイの設定を見てみます。
HD画質(1920×1080)で144Hzを確認しました。

4K144Hzを対応させるにはグラフィックボードとHDMIケーブルが対応する必要があるみたいです。
私の環境では4Kの解像度は120Hzまで確認できています。HDRを有効化したら表示がバグるのでグラボが対応していない可能性大でした。
4K144Hzを対応させるには、ハードルが高いと思います。
そして遅延がなんと4K/144Hz VRR入力も 約0.83msec*の低遅延を実現しているとのこと。
「シューティングモード」という入力遅延を少なくしたモードで音ゲーを遊んでみましたがストレスフリーで遊べました。
よく残像感が機種によっては気になりますが、こちらの機種は気にならなかったです。
PCゲームするには相性良いですね。
基本HD画質で遊ぶ方が多いと思います。その場144hzのリフレッシュレートであれば対応するグラボ多いと思います。
HD画質まで落とすと粗さがやはり目立ってしまいますが大画面でヌルヌル動く環境が作れるのはとても良いです。
4K144hzはロマンですねぇ〜
まさかの落とし穴?入力端子が少ない&配置に不満
今どきのテレビってhdmiしか外部入力端子がない機種が増えているんですね。
PS2などのRCA端子(いわゆる三色ケーブルのやつ)が対応した古いゲームを遊ぶ場合は要注意です。
画面左側にはアンテナケーブル、USB端子が2つ(1つは録画用)、hdmi入力が1個、ヘッドホン出力、LAN入力があります。

背面にはHDMI入力が3個、光デジタル出力がありました。

背面にあまり使わないアンテナケーブルの端子やLANケーブルの端子を持ってこなかったのが残念ポイントですね。
あとハイスピード18Gbps対応(4k144Hz等 )は入力1、2のみ対応しているので背面から接続する必要があります。
公式サイトから抜粋してきました。下記が端子一覧です。
HDMI®入力端子[1080p(60p/24p)入力対応] | 4(eARC/ARC*16 ) |
HDMI®4K入力対応(ハイスピード18Gbps対応) | 3840×2160:144p/120p/60p/30p/24p |
HDMI®2.1規格対応機能 | 4K144p*17、4K120p*17、VRR*17、eARC*16、ALLM |
ビデオ入力端子(映像入力/音声入力) | ー |
HDMI®アナログ音声入力端子 | ー |
アナログ音声出力端子 | ー |
光デジタル音声出力端子 | 1 |
同軸デジタル音声出力端子 | ー |
外部スピーカー端子 | ー |
LAN端子[10BASE-T/100BASE-TX] | 1 |
USB端子(通常録画専用) | 1(USB3.0、定格出力:DC 5V 900mA MAX) |
USB端子(AV周辺機器専用) | 1(USB2.0、定格出力:DC 5V 900mA MAX) |
ヘッドホン端子 | 1 |
リモコンの使い心地
今どきのリモコンという感じです。

TVあるあるですが、ボタン多すぎですよね。
YouTubeやAmazonPrimeVideoなどはよく使うので嬉しいですが、ボタン増える=リモコン大きくなるので正直省いて欲しいです。
嬉しい機能が「MyChoice」ボタンに好きなチャンネルやアプリなど割り当てれるのが便利でした。このボタンあと2つくらい欲しいです。
Bluetooth接続なのでストレスフリーで操作出来ました。電池の持ちは不明です。
Gemini搭載しているので使ってみた
Geminiが搭載されているみたいです。
リモコンの「ボイス」ボタンを長押ししながら話すとおすすめの番組を表示したり、好きな入力を切り替えたりと色々可能でした。
例えば「ニュースを見たい」とボイスで話しかけた場合‥‥

上記のような感じで関連する番組やYouTubeなどおすすめが出てきました。一覧が見やすくて良いですね。
リモコンのマイクから音声を拾っているらしいのですが、音声の認識精度はとても良い感じでした。
ただし、この機能を使えるのは現状TV内の操作のみなので 、他の家電を操作する(例えばエアコンをつけるなどのスマート家電の操作)は出来ませんでした。
もし対応していたら使い方の幅が広がって面白そうですね。
スマートスピーカやLINEと連動可能
GoogleHomeやAlexaと連動可能です。またLINEから番組の録画も可能です。
具体的には、GoogleHomeだと「OKGoogle、REGZAをつけて」など音声操作が可能になります。
リモコンが目の前に無いときは地味に重宝します。

LINEから録画予約できるのも良いですね。
(まあ今どきアニメは他の配信サービスありますし、TVerなど見逃しても見る方法あるので使うかは微妙ですが・・・ )

AirPlayは便利、でもAndroidユーザーは注意!キャスト機能の残念な点
AirPlay対応しています。 IOS端末やMAC OSの画面を映すことが可能です。

スクリーンミラーリング機能がありますが何故か対応していません。

Windowはワイヤレスディスプレイとして認識しましたが、動作が安定してないように見受けらました。(REGZAは有線LAN接続)端末によってはあまり実用的では無いかも・・・
Androidのキャスト機能を繋げようとしましたが、Android側にREGZAが検索されませんでした。
公式のサポートに問い合わせしたら現在はスクリーンミラーリングは対応していないとのこと。
スマホからの操作すごい重宝するので早く対応してほしいですね。
YouTubeアプリなど便利ですね
やはりYouTubeやNetflixなどアプリが内蔵しており、リモコン一つで切り替えできるの便利ですね。

ただセキュリティ心配です。こーゆう内蔵TVってインタネット必須なので数年後にアップデートされなくなると、ウイルス対策大丈夫なのか心配です。
音響
自動で音響を調整できる機能も搭載されていました。
スピーカー7個内蔵されており、とてもクリアに聴こえました。
ただ背面についてるのでもっと臨場感、迫力を出したいなら外付けで付けたほうがいいのは間違いないです。
テレビスピーカー+外付けスピーカーも対応していました。
また音声のみをクリアに聴こえる様にする機能や、音楽に合わせて音質を自動で変える機能なども搭載しています。
機能が多すぎて正直使いこなせないですw
AIによる高画質補正?
公式サイトを見ていただいたら分かりやすいのですが、画質をAIが補正してくれるみたいです。
比較したかったのですが、よく分からなくて・・・そもそもが高画質過ぎて気にする人いるのかな‥‥というのが正直な感想です。
価格
オープン価格
43V型 165000円
50V型 198000円
ヨドバシカメラで買いました。店頭在庫無くてもネットに在庫あれば自宅まで配送してくれます。勿論値引きも可能です。
2025年6月で購入した価格は約13万円しました。
私はインターネット光回線の乗り換え、スマホキャリア乗り換えして本体代全額値引きしてもらいました。定員さんに感謝。
家電買うならこの買い方が一番賢いです。
ヨドバシさんまたよろしくお願いします。
現在(2025/08/31)Amazonでの販売価格は¥112,480 (税込)でした。
類似品
類似品はどんなものがあるか軽く検索してみました。TVのみ検索しています。
- ハイセンス U7Nシリーズ (43U7Nなど)
- 4K/144Hz対応: REGZA 43Z670Rと同様に、4K/144Hzに対応しています。
- 量子ドット技術: 広色域で鮮やかな色彩を表現する「量子ドット技術」を搭載しているモデルがあります。
- ゲームモードPro: 低遅延を謳った「ゲームモードPro」を搭載しており、ゲーム用途に特化した性能を持っています。
- 音質: REGZAと同様に、スピーカー数が多いモデル(3スピーカーシステムなど)があり、迫力のあるサウンドを楽しめます。
- 現在(2025/08/31時点)でのAmazonでの価格は¥64,710 とかなり安価で安く手に入れたいなら買いです。
- ソニー BRAVIA X85Kシリーズ (KJ-43X85Kなど)
- 4K/120Hz対応: 4K/144Hzには非対応ですが、4K/120Hzに対応しています。PS5やXbox Series Xの性能を最大限に活かせます。
- 高画質プロセッサー「HDR X1」: 優れた高画質エンジンを搭載しており、映像美を重視する方におすすめです。
- Google TV搭載: Google TVを搭載しているため、各種アプリの連携や音声操作がスムーズです。機能面ではREGZAよりいいと思います。(正直なところREGZAも積んで欲しかった。)
- 音質: 「X-Balanced Speaker」など、独自のスピーカー技術でクリアな音質を実現しています。
- 現在(2025/08/31時点)でのAmazonでの価格は倍速モデルが ¥139,990と高いです。
- LG QNED/OLEDシリーズ (43QNED80TJAなど)
- 量子ドット+ナノセル: LG独自の技術で、広色域かつ高コントラストな映像を表現します。
- ゲーミング機能: 120Hz対応モデルや、低遅延を実現する機能を持つモデルが多くあります。
- ウェブOS: LG独自のスマートTV OS「webOS」を搭載しており、操作性に定評があります。
- OLED (有機EL)モデル: 43インチ台ではありませんが、LGは有機ELテレビのラインナップが豊富です。予算を上げてでも最高の映像美を求めるなら、有機ELも検討する価値があります。
結論として
REGZA 43Z670Rは、特に「4K/144Hz」と「驚異的な低遅延」という点で、PCゲーマーにとって非常に魅力的な選択肢です。
このスペックは同価格帯ではまだ数が少なく、この点においては頭一つ抜けていると言えます。
しかし43インチ以下を買う&ゲームだけであるなら普通にゲーミングモニターをおすすめします。
もっと高リフレッシュレートで安価なモニターは販売されています。
GoogleTVでは無いので独自アプリがいつまで使えるかは不安。これが気になる人はソニーのBRAVIA買いましょう。またはFire TVを買うのをおすすめします。
あとキャスト機能アプデ求む。
スマホからの操作が完全に出来ないのは不便です。(YouTubeアプリは出来る。アマプラはスマホから操作出来ない。その他も多分出来ないものが多い。)
結局、買い?『REGZA 43Z670R』はこんな人におすすめ!
「REGZA」ブランドが欲しい方におすすめ。
価格は安くはない。がめちゃくちゃ高くもない。
4Kにも対応させたい、なおかつ大画面で楽しみたい方に。
今までリフレッシュレート120hz対応テレビは出てましたが、144hzの対応しているのでリフレッシュレート高いものを求めてる方におすすめ。
ゲーム専用で買うのは賢い。PS5とも相性めちゃくちゃいいと思いました。