勉強の為に「Azure」を個人契約して利用していました。
しかし請求書を確認するととんでもない金額に…
その後どうなったのかをお話します。
Azureは最初は一部無料で利用できる
Azureは一部サービスで無料試用期間があります。
また最初に無料で使用できる特典クレジット(200ドル相当)も付与されます。
私は「Azure SQL Database」を利用していました。
「ご使用の無料使用版はあと○○日で有効期限が切れます」
ああ、まだ無料期間内だからとりあえず放置しておこう・・・
請求書画面を確認した
どんなサービスが利用できるか確認ついでに請求書の画面を開きました。
俺氏「なんで請求来てるの( ゚д゚)ェ・・・これ日本円・・・??・・いちじゅうひゃく・・万????」
なにかの間違いかと思って理解するのに結構時間が掛かりました。はい。
詳しい金額は書きませんが
—〇〇月内訳金額—
Azure SQL Database 5万円以上
無料の特典クレジット -2万円程
請求金額 3万円以上
—〇〇月内訳—
Azure SQL Database 2万円以上
請求金額 2万円以上
——————-
請求額2ヶ月合計なんと5万円・・・
無料のクレジット無かったら8万円くらい請求が来てたことに。(オソロシヤ)
流石に金額が大きいのでサポートセンターに問い合わせする事にしました。
サポートセンターに問い合わせ
サポートセンターに問い合わせしました。
詳しい文面は伏せますが、「お試し期間が使えると思い利用していましたが課金が発生したので返金可能ですか?」といった内容。
メールの後日に電話とメールで担当の方が返答して下さいました。
ざっくりと内容をまとめると
課金が発生した理由は・・・
- 過去(1年以上前)に無料アカウントの作成があった
- しかし利用していなくご利用期間の 30 日満了後に解約ならびに削除をしていた
- 特典クレジット(200ドル)を使用したため課金が発生した
マイクロソフト社のポリシーとしては無料アカウントのご利用は1回限りである。
また本来の返金対応は障害対応しか行っていない。
しかしながら、利用状況から一回限り特別に返金を行います。
2ヶ月分返金処理を行うので来月再度問い合わせしてね。
対応していただいて本当に感謝しております。自分にとってはしょうもない内容でしたが、電話返信がとても早い、かつ丁寧。ほんとマイクロソフト社さん凄い。
結果2ヶ月後請求を取り消していただきました。
課金形態を理解していなかった代償
様々なサービスに共通しますが、今回利用した「Azure SQL Database」を利用申し込みする再に「時間単位で課金を行う」形態も出来ます。今回SQLサーバーをトランザクションの状態維持(簡単に言えばサービスを繋げた状態を維持して放置)していた事で継続課金されてしまい知らない内に高額請求になってしまったと考えています。
サービスは一時停止が可能なので使わないときは積極的にサービス停止しましょう…
教訓が多いから勉強になった
今回反省点はいっぱいあります。しかし今回の事が無ければ「使用する前には課金形態を理解してから利用する」「どんなサービスか理解をする」といった基本的な事を考えるきっかけを作って下さいました。(普通は確認してから使えと…)
サポートセンターに問い合わせすることは業務以外であまりしなかったので経験にもなりますし、今後も利用する場面は増えていくのでいい経験になりました。
Azureの今後
今ChatGTPが流行ってますね。「Azure OpenAI Service」でChatGTPが利用出来るようになりました。
もっと最近のホットニュースだと「Microsoft 365 Copilot」のサービスがMicrosoft社から発表が出ました。
Aiの技術で文書作成やパワーポイントが作成可能になります。
Azureは今後Aiの技術の展開が増えるのでは無いか?と勝手に予測しています。そうなったとき少しでも「Azure使ったことあるよ!」ってのはエンジニアとして重宝される時代が来てもおかしくないかなと思ってます。
最後に
Azureのサービス凄いですね。とてもたくさんのサービスがあり過ぎて覚えきれないです。
今回は特別対応して頂いたけど、くれぐれみなさんは不正に利用しないようにお願いします‥