Authenticator Autofill
2段階認証のコード・パスワード・住所・カード・メモを、パソコンの中だけで暗号化して管理する Chrome 拡張機能です。スマホを出さずに、今開いているサイトのコードをすぐコピーできます。


こんな人に
- ログインのたびにスマホを出して、Google 認証システムのコードを打ち込むのが面倒
- パスワードや2段階認証の鍵を、クラウドに預けずに自分のパソコンだけで持っておきたい
- Chrome に保存したパスワードを、サービス名やグループで整理したい
- Bitwarden の無料プランで、2段階認証のコードが表示できなくて困っている(コードはこちらで出せます)
- 住所や電話番号を、申し込みフォームにすぐ入れたい
できること
2段階認証のコード
30秒ごとに変わるコードを表示。押すだけでコピーでき、選んでいる入力欄に入れることもできます。
ログイン情報
サービス名・ID・パスワード・メモ・サイトを保存。「ID」「パス」ボタンでコピーします。
今のサイトを上に
開いているサイトのログインとコードが、一覧のいちばん上にまとまって出ます。
個人情報
氏名・郵便番号・住所・電話番号を、1項目ずつコピー・入力できます。住所をまとめてコピーも。
カード・メモ
カード番号やセキュリティコードは画面に出さず、コピーするときだけ取り出します。
カスタムフィールド
Bitwarden と同じく「テキスト・隠す・はい/いいえ」の欄を自由に足せます。
取り込み・書き出し
Google 認証システム・Chrome・Bitwarden から取り込み。Bitwarden・Chrome 向けに書き出しも。
通信なし
データはパソコンの中だけ。拡張機能そのものは通信をしません。件数の上限もありません。
インストール
Chrome ウェブストアではなく、ファイルを読み込んで使います。ビルドなどの作業は要りません。
- Releases から
authenticator-autofill-v〇.〇.〇.zipをダウンロードして展開します。 - Chrome で
chrome://extensionsを開き、右上の「デベロッパー モード」をオンにします。 - 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」を押し、展開してできた
authenticator-autofillフォルダを選びます。 - ツールバーのアイコンを押して、復旧用パスワード(8文字以上)を決めます。
新しい版に入れ替えるときは、フォルダの場所を変えないでください。場所を変えると別の拡張機能として扱われ、保存したデータが見えなくなります。同じフォルダの中身を上書きしてから、chrome://extensions で再読み込みしてください。
使い方
ポップアップ
- 開くとすぐ検索欄に入力できます。サービス名・ID・グループで絞り込めます。
- 認証コードは押すとコピー。ログインは「ID」「パス」でコピー。サイトを新しいタブで開くボタンもあります。
- 名前を押すと詳しい画面が開き、「編集」でその場で書き換えられます。
- キーボードだけでも使えます(↑↓で選ぶ・Enter でコピー・Shift+Enter で ID・Ctrl+Enter でサイトを開く)。
保管庫を管理(管理画面)
- ログイン・パスキー・認証コード・個人情報・カード・メモの追加・編集・削除
- 認証コードとログインの紐づけ。おすすめから選べて、「おすすめでまとめて紐づける」もあります。
- ロック解除を維持する時間(毎回入力・5分〜1時間)、保管庫を開くパスキーの登録
取り込み・書き出し
| 書き出し元 | やり方 | 入るもの |
|---|---|---|
| Google 認証システム | アプリの「アカウントを移行」の QR コードを画像で保存して読み込む | 2段階認証のコード |
| ほかの認証アプリ | otpauth:// のテキストを貼る・セットアップキーを手で入れる | 2段階認証のコード |
| Chrome・Edge・Firefox | パスワードを CSV で書き出して読み込む | ログイン |
| Bitwarden | 「保管庫をエクスポート」の .json(暗号化しない形式)か .csv | ログイン・2段階認証の鍵・カード・ID 情報・セキュアメモ・フォルダ |
取り込む前に確認の一覧が出ます。すでに登録してあるものは「飛ばす・上書き・両方残す」から選べます。書き出しは、暗号化バックアップのほか、Bitwarden 形式の JSON・Chrome 形式の CSV・otpauth:// の一覧に対応しています。
書き出したファイル(Chrome や Bitwarden の CSV など)にはパスワードがそのまま書かれています。取り込んだら削除してください。
安全性
- 保管庫は AES-256-GCM で暗号化し、鍵は復旧用パスワード(PBKDF2-SHA-256、60万回)とパスキー(WebAuthn PRF)で守っています。
- 復旧用パスワードは保存しません。データはパソコンの中(
chrome.storage.local)に暗号文として置くだけです。 - パスワードやコードを、ページに勝手に入れることはありません。入れるのは「入力」を押したときだけで、フォームの送信もしません。
- サイトのアイコンは Chrome がすでに持っているものを使うので、表示のための通信もしません。
暗号化しても、乗っ取られたパソコンや悪意のある拡張機能からは守れません。復旧用パスワードは長めにして、ほかで使い回さないでください。
よくある質問
無料で使えますか?
はい、無料です。広告や登録もありません。
スマホでも使えますか?
いいえ、パソコンの Chrome 用です。スマホの2段階認証アプリはそのまま使い、パソコンではこの拡張機能、という使い分けができます。
データはどこに保存されますか?
パソコンの Chrome の中だけです。暗号化した状態で保存し、どこにも送りません。別のパソコンで使うときは、暗号化バックアップを書き出して読み込みます。
復旧用パスワードを忘れたらどうなりますか?
中身を取り出す方法はありません。保管庫を開くパスキーを登録していれば、パスキーで開けます。パスワードは安全な場所に控えておいてください。
Google 認証システムから移すには?
スマホの Google 認証システムのメニューから「アカウントを移行」を選び、エクスポートすると QR コードが出ます。その QR コードを画像にして(スクリーンショットが撮れないときは、別のカメラで撮ります)、管理画面の「移行用QR画像を選択」で読み込みます。
Bitwarden と一緒に使えますか?
使えます。Bitwarden から書き出した JSON を取り込むと、2段階認証の鍵が認証コードになり、ログインに自動で紐づきます。パスワードは Bitwarden、コードはこの拡張機能、という使い方もできます。
Chrome ウェブストアにはありますか?
今はありません。GitHub の Releases から zip をダウンロードして、Chrome に読み込んで使います。
動作環境
- Google Chrome 102 以降(Windows・Mac などのパソコン)
- 保管庫を開くパスキーを使うときは、WebAuthn PRF に対応したブラウザーと認証器
2026年11月4日 更新